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2025.07.18
施工について

外壁に「やめた方がいい色」とは?失敗しない色選びのコツも解説!


外壁にやめた方がいい色とは?


家の外壁の色は、家全体の印象を大きく左右します。

明るく爽やかな印象にするのか、それとも落ち着いたシックな雰囲気にするのか。

色選びは単なる見た目の問題ではありません。


実は外壁の色によって、家の寿命やメンテナンスのしやすさにも影響が出ることをご存じでしょうか?



色によっては、汚れや色あせが目立ちやすく、定期的な手入れが必要になったり、逆に暑さを吸収して室内の温度が上がったりすることもあります。

だからこそ、色選びは「あとで後悔しない」ための大切なポイント。


この記事では、「やめたほうがいい色」とその理由、さらに失敗しない色選びのコツをわかりやすく解説します。


やめたほうがいい外壁の色とは?

1. 真っ黒(濃いブラック系)




黒い外壁は、モダンでスタイリッシュな印象を与えます。

確かに「かっこいい!」と思う人も多いでしょう。

しかし、実は真っ黒の外壁はデメリットも少なくありません。


まず、色褪せが非常に早いのです。

黒は熱をよく吸収するため、塗装面が過度に熱を持ちやすく、紫外線や熱による劣化が進みやすいのです。

また、ホコリや汚れが白っぽく目立ちやすく、掃除やメンテナンスが大変になることも。


夏は特に熱を吸収しやすいので、室内の温度が上がりやすいのも知っておきたいポイントです。

モダンさを追求するあまり、機能面を見落とすと後悔しやすい色と言えます。


2. 原色に近い赤・青・緑などのビビッドカラー



海外ではカラフルな街並みがあります。

ビビッドな赤や青、緑の外壁は、とても個性的で目を引きます。

周囲の家とは違った強い個性を出したい方には魅力的です。


ただし、日本の場合住宅街でこの色を使用する場合は注意が必要です。

派手な色は近隣の景観から浮いてしまい、街並みの調和を乱すことがあります。


さらにビビッドカラーは飽きやすく、数年後に「色が派手すぎて困る」と感じる方も少なくありません。


3. 真っ白(純白系)



純白の外壁は清潔感があり、明るい印象を与えます。

まるで新築のような輝きを保てるのが魅力です。


しかし、真っ白は雨だれやカビ、ホコリなどの汚れが非常に目立つ色でもあります。

特に雨筋が外壁に流れた跡は黒ずんで目立ちやすく、気づいたら家の印象が悪くなっていることも。


そのため、白い外壁は他の色よりも定期的なメンテナンスや洗浄が欠かせません。

手間と経費がかかるのが負担になるかもしれません。


4. 流行色だけで選んだカラー(例:くすみ系トレンドカラー)



最近はくすみ系やペールトーンなど、流行のカラーが注目されています。

トレンドを取り入れておしゃれに見せたい気持ち、よくわかります。


ですが、流行色は数年後に「時代遅れ」と感じられるリスクもあります。

ファッションのように頻繁に変えられない外壁だからこそ、長く使い続けられる色を選ぶことが重要です。


また、流行色は周囲の住宅や街並みに馴染まないこともあり、景観との調和が崩れる可能性もあります。


色選びで後悔しないためのポイント

1. 周囲の住宅とのバランスを考える

あなたの家は街の一部です。

だから、周囲の住宅の色や雰囲気を確認してみましょう。


例えば、真っ赤な家がポツンとあったら目立ちますが、景観としては少し浮いてしまうかも。(悪目立ち?)

反対にベージュやグレーなら自然に溶け込み、街全体の調和を守れます。


2. 色あせ・汚れに強い色を選ぶ

外壁は常に紫外線や雨風にさらされるため、色あせや汚れは避けられません。

ベージュやブラウン、グレーなどの落ち着いた色は、色あせや汚れが目立ちにくいという特長があります。


3. 将来のメンテナンス費用も考慮する

色あせが目立ちやすい色の場合、こまめなメンテナンスが必要になることもあります。

見た目だけでなく、将来のランニングコストも考えて選ぶ方がよいでしょう。



4. カラーシミュレーションを活用する

カラーシミュレーションは、実際の家の写真に希望の色を当てはめて色味を確認できるツールです。

見るだけで完成後のイメージが掴めるので、失敗を大幅に減らせます。

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人気の外壁カラーとその理由

人気があるのは、ベージュ・グレー・ブラウン系の色です。


この色は...

  • 長年飽きがこず、落ち着いた雰囲気を作り出す。
  • 汚れや色あせも目立ちにくいので、メンテナンスの手間も軽減。
  • 周囲の住宅とも自然に馴染むため、街並みの調和を崩さない。
  • 無難な色であるため、将来の売却時にも安心感がある。


つまり、実用性と見た目のバランスが取れているのが人気の理由です。


後悔しない色をえらびましょう

外壁塗装は10年単位で付き合う大切なメンテナンスです。

だからこそ、色選びは慎重に行いましょう。


「やめたほうがいい色」と言われる理由を知れば、見た目だけでなく機能面や将来のことも考えた納得の選択ができます。


色の選び方次第で、家の印象はもちろん、暮らしの快適さやメンテナンスの手間まで変わります。

ぜひこの記事を参考に、後悔しない色選びをしてくださいね。


グローリーでは、色選びも丁寧にサポート!

外壁塗装専門のグローリーでは、外壁診断士という専門資格を持ったスタッフが、家の状態や地域の景観に合った色選びをサポートしています。

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