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家の塗装費用が思ったより高いときに確認したいこと

家の塗装を考え始めたとき、まず気になるのは「いくらくらいかかるのか」という費用のことではないでしょうか。

インターネットで相場を調べてみると、外壁塗装だけの金額、屋根塗装を含めた金額、30坪・40坪といった坪数別の目安など、さまざまな情報が出てきます。

けれども、実際に見積もりを取ってみると、思っていたより高く感じることがあります。

「うちの家だけ高いのでは?」

「この金額で契約して大丈夫?」

「もっと安い業者を探した方がいい?」

このように迷ってしまうのは自然なことです。

家の塗装費用は、相場表だけでは判断しにくい工事です。

この記事では、見積もりが相場より高く見える理由と、適正価格かどうかを見極める考え方を分かりやすく解説します。

家の塗装費用が高く見える理由は、塗る前の工程にもある

家の塗装費用を見たときに、「塗料を塗る作業って、こんなにお金がかかるものなの?」と感じる方もいるかもしれません。

たしかに、塗装工事は外壁や屋根に塗料を塗る工事です。

しかし実際には、塗る前の準備、安全対策、下地補修、乾燥時間、仕上がり確認など、多くの工程があります。

外壁塗装では、まず足場を組み、飛散防止シートを張ります。その後、窓や玄関、植木、車などに塗料が付かないよう養生を行い、高圧洗浄で汚れを落とします。

ひび割れやシーリングの劣化があれば、塗装前に補修も必要です。

つまり、家の塗装費用は「塗料代」だけではありません。

安全に作業し、塗装を長持ちさせるための準備や管理まで含めた費用と考えると分かりやすくなります。

塗料代以外にも、作業日数・足場・下地補修が費用に関係する

塗装費用が高くなる理由として、塗料の価格を思い浮かべる方は多いです。

もちろん、塗料の種類によって材料費は変わります。

ただ、実際の工事費では、職人の作業日数、足場の設置・解体、安全対策、下地補修、養生なども大きく関係します。

特に築年数が経った家では、下地の状態が悪いまま塗装しても長持ちしにくいため、外壁を塗る前に傷んだ部分を整える作業が必要になることがあります。

\ 外壁塗装の見積書に含まれる塗料代以外の条件についてはこちらも読まれています /
「高い?安い?」外壁塗装の価格は「手順」で決まる!見積りを読み解く4つのポイント

適正価格は総額だけでなく、何が含まれているかで判断する

家の塗装費用を比べるときは、総額だけを見て判断しないことが大切です。

たとえば、同じ100万円の見積もりでも、外壁だけの塗装なのか、屋根塗装も含まれているのか、シーリング補修や付帯部の塗装まで含まれているのかで、中身は大きく変わります。

国土交通大臣指定の相談窓口である住まいるダイヤルでも、リフォームの見積書を見る際には、工事項目、数量、仕様、単価を確認し、「一式」と書かれている場合は内容を確認することが大切だと案内されています。

金額だけを見ると高く感じても、必要な工事が見積もりに含まれている場合があります。

反対に、総額が安くても、必要な作業が別料金になっている場合は、最終的に高くなる可能性もあります。

家の塗装費用の相場を見る前に知っておきたいこと

家の塗装費用を判断するには、大まかな相場を知っておくことも大切です。

ただし、相場はあくまで目安です。

同じ30坪前後の家でも、外壁塗装だけの場合と、屋根塗装、ベランダ防水、雨樋・軒天・破風などの付帯部塗装まで含む場合では、総額が変わります。

インターネットなどで調べた相場より見積もりが高く感じる場合は、まず工事の範囲を確認しましょう。

同じ「家の塗装」でも、外壁だけを塗る工事と、家全体をまとめて整える工事では、金額の前提が違います。

相場を見るときは、「30坪だからこの金額」と決めつけるのではなく、その見積もりが「外壁だけの金額」なのか、「屋根や防水まで含めた金額」なのかを分けて考えることが大切です。

\ 詳しい坪数別の費用相場は、こちらの記事でも解説しています /
〖尼崎〗外壁塗装の費用相場を坪数別に解説!見積書のチェック点

次の章からは、家の塗装費用が相場より高くなる理由を、「建物条件」「劣化状態」「工事範囲」「塗料・保証」に分けて見ていきます。

家の塗装が相場より高くなる理由①
建物の形や足場条件が違う

家の塗装費用は、坪数だけで決まるわけではありません。

同じ30坪前後の家でも、外壁面積、建物の形、階数、隣家との距離、足場の組みやすさによって費用が変わります。

外壁面積や足場の組みやすさで費用は変わります

たとえば、四角くシンプルな総2階の家と、凹凸が多くベランダや出窓がある家では、塗る面積や養生の手間が変わります。

外壁面積が広くなれば、使う塗料の量や作業時間も増えます。

また、3階建ての家、敷地が狭い家、隣家との距離が近い家、資材を運び込みにくい場所では、足場の設置に手間がかかる場合があります。

足場は安全に作業するために欠かせないものですが、建物や敷地の条件によって費用が変わることがあります。

尼崎市内のように住宅が近接している地域では、高圧洗浄の水や塗料の飛散、作業車の駐車場所、足場材の搬入、近隣へのあいさつなどにも配慮が必要です。

こうした段取りは、工事を安全に進めるための大切な準備です。

見積もりを見るときは、坪数だけでなく、外壁面積、建物の形、足場条件、近隣への配慮まで含まれているかを確認しましょう。

\ 足場代についてはこちらの記事も読まれています /
なぜ足場代は高いのか?塗装工事に不可欠な4つの理由と費用を抑えるコツ

\ 住宅密集地の塗装工事に関してはこちらの記事も読まれています /
塗装工事が難しい条件とは?家の立地・形状・老朽化で難しくなるケース

家の塗装が相場より高くなる理由②
築年数が経つと補修が必要になりやすい

築20年以上の家では、塗装費用が「塗る面積」だけで決まらないことがあります。

外壁をきれいに塗り直すだけなら費用を抑えられるように感じるかもしれません。

しかし実際には、塗装前に傷んだ部分を整える下地補修が必要になる場合があります。

下地補修とは、ひび割れを直したり、劣化したシーリングを打ち替えたり、塗料が密着しやすい状態に整えたりする作業です。

仕上がった後には見えにくい部分ですが、塗装の持ちや雨水の侵入防止に関わる大切な工程です。

傷んだ部分をそのままにして塗装すると、見た目は一時的にきれいになっても、数年後に塗膜の剥がれや膨れ、ひび割れの再発につながることがあります。

補修が必要な症状と範囲を確認しましょう

外壁を手で触ったときに白い粉がつくチョーキングや色あせは、塗膜が弱っているサインのひとつです。

また、ひび割れやシーリングの劣化がある場合は、補修の範囲や方法によって費用が変わります。

サッシまわり、外壁材の継ぎ目、ベランダまわりなどは雨水が入りやすい場所のため、特に確認が必要です。

雨漏りの不安がある場合は、塗装だけで解決できるとは限りません。

屋根、外壁のひび割れ、シーリング、サッシまわり、ベランダ防水、板金部分など、複数の場所が原因になることがあります。

そのため、見積もりでは「塗装で対応する部分」と「別の補修や防水工事が必要な部分」を分けて確認することが大切です。

下地補修の範囲や理由が写真付きで説明されていれば、費用が高く見えても、家を長く守るために必要な作業が含まれていると判断しやすくなります。

\ 外壁の劣化サインや雨漏りについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください /
〖築20年以上の家は必見〗外壁塗装の寿命サイン!放置するとどうなる?
そのひび割れ、大丈夫?コーキングの劣化が建物に与える影響
〖保存版〗雨漏り対策の基本|自分でできること、プロに頼むこと

家の塗装が相場より高くなる理由③
屋根や防水まで含まれることがある

外壁塗装の相談でも、現地調査の結果、屋根やベランダ、付帯部まで一緒に提案されることがあります。

その場合、外壁だけを塗る工事より総額は上がります。大切なのは、どこまでの工事が見積もりに含まれているかを確認することです。

屋根・防水・付帯部が含まれているか確認しましょう

屋根は普段見えにくい場所ですが、外壁と同じように紫外線や雨風を受けています。

外壁の塗り替え時期に点検すると、屋根もメンテナンスが必要な状態になっていることがあります。

屋根塗装を同時に行うと一度の支払い額は大きくなりますが、外壁と屋根を別々に工事すると、足場を再度組む必要が出る場合があります。

長い目で見ると、同時施工の方が合理的なケースもあります。

また、ベランダの床や防水層に劣化がある場合、外壁塗装とは別に防水工事が必要になることがあります。

外壁塗装は外壁や屋根の表面を保護する工事ですが、ベランダ防水は床面から水が入り込まないようにするための工事です。

雨樋、軒天、破風、水切り、シャッターボックスなどの付帯部も、塗装や補修の対象になることがあります。

外壁ほど面積は大きくありませんが、家の見た目や雨水の流れに関わる部分です。

見積もりを見るときは、屋根塗装、ベランダ防水、付帯部塗装が含まれているのか、別料金なのか、どこまで施工するのかを確認しましょう。

\ 外壁塗装と屋根塗装を同時に行うメリット・デメリットについては、こちらで詳しく解説しています/
外壁塗装と屋根塗装は同時に行うべき?メリット・デメリットを徹底比較!

家の塗装が相場より高くなる理由④
塗料の性能や保証内容が違う

家の塗装費用は、使う塗料の種類や保証内容によっても変わります。

塗料には、耐久性、汚れにくさ、遮熱性、防藻・防カビ性など、さまざまな性能があります。

一般的には、耐久性や機能性が高い塗料ほど材料費が上がりやすく、見積もりの総額にも影響します。

ただし、塗料は「高ければよい」と単純に判断できるものではありません。

外壁材の種類、屋根の状態、日当たり、湿気、周辺環境、今後どのくらい住み続けるかによって、合う塗料は変わります。

たとえば、日当たりが強い面では紫外線に強い塗料が向いている場合があります。

湿気が多く、苔や藻が出やすい場所では、防藻・防カビ性を重視した方がよい場合もあります。

車通りが多い道路沿いでは、汚れにくさを考えることもあります。

また、塗装費用には塗料や作業代だけでなく、施工管理や保証内容が含まれている場合もあります。

施工中の写真を残す、工程ごとに確認する、保証書を発行する、工事後の相談に対応するなどの体制がある場合、その分も見積もりに反映されることがあります。

塗料名だけでなく、選んだ理由と保証内容を確認しましょう

見積もりで塗料を提案されたときは、塗料のグレードや商品名だけでなく、「なぜこの家にその塗料が合うのか」を確認しましょう。

耐久性の高い塗料は、次の塗り替えまでの期間を長くできる可能性がありますが、その分、初期費用は高くなりやすいです。

一方で、比較的価格を抑えた塗料でも、家の状態や予算、今後の暮らし方に合っていれば選択肢になります。

あわせて、保証についても確認しておきましょう。

保証は年数だけでなく、外壁の塗膜が対象なのか、屋根も対象なのか、ひび割れや雨漏りは含まれるのか、自然災害や経年劣化は対象外なのかを見る必要があります。

見積もりが相場より高く見える場合でも、塗料の性能、施工記録、保証、アフター対応まで含まれていることがあります。

金額を見るときは、塗料名だけでなく、選んだ理由と工事後の対応まで含めて比較することが大切です。

\ 塗料の種類について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になります /
外壁塗装、どれがいい?5種類の塗料を徹底解説

見積もりが高い・安いと感じたときの確認ポイント

見積もりが相場より高く見えると、「この金額で契約して大丈夫だろうか」と不安になるものです。

反対に、相場より安い見積もりを見ると、魅力的に感じることもあります。

ただ、家の塗装費用は、高いか安いかだけでは判断できません。

大切なのは、その金額がどの工事内容を前提にしているのかを確認することです。

見積もりが高く見える場合も、安く見える場合も、まず確認したいのは「その金額がどの工事内容を前提にしているか」です。

必要な工事が含まれているのか、反対に別料金になる部分がないのかを確認しておくと、金額だけに振り回されにくくなります。

契約前に、優先順位と確認事項を整理しましょう

見積もりを受け取ったら、まず「今すぐ必要な工事」と「時期を見て考えられる工事」を分けて説明してもらいましょう。

すべてを一度に行うのが難しい場合でも、優先順位が分かれば、予算に合わせて工事内容を調整しやすくなります。

また、契約前には、工事後の対応についても確認しておくと安心です。

保証書は発行されるのか、保証の対象範囲はどこまでか、工事後に気になる点があったときに相談できるのかを聞いておきましょう。

見積もりが高い場合も安い場合も、金額だけで決めず、工事内容・優先順位・工事後の対応まで含めて判断することが大切です。

不安な点がある場合は、その場で契約せず、家族と確認する時間を取りましょう。

補助金や火災保険は、使えるかを契約前に確認しましょう

家の塗装費用を抑える方法として、補助金や火災保険が気になる方もいると思います。

ただし、どちらも「外壁塗装なら必ず使える」というものではありません。

補助金は、自治体、年度、工事内容、施工業者、申請時期によって条件が変わります。

また、交付決定前に工事を始めると対象外になる場合もあるため、契約前に公式情報を確認することが大切です。

火災保険についても、経年劣化による塗り替え費用がそのまま対象になるとは限りません。

台風や雹、飛来物などによる損害が関係する場合は対象になる可能性がありますが、最終的な判断は保険会社や鑑定内容によります。

「補助金で安くなる」「保険で無料になる」と聞いた場合でも、すぐに契約せず、自治体や保険会社に確認してから進めましょう。

\ 補助金についてはこちらも読まれています /
外壁塗装、賢くお得に!知っておきたい自治体の補助制度

\ 火災保険についてはこちらも読まれています /
火災保険で屋根修理はどこまで?台風被害の塗装費用を補償するケースとは

まとめ|家の塗装費用は金額の理由を確認して判断しましょう

家の塗装費用は、相場だけで判断するのが難しい工事です。

見積もりが高く見えても、建物の状態、補修の必要性、屋根や付帯部を含む工事範囲などが説明されていれば、納得して判断しやすくなります。

大切なのは、「なぜこの金額なのか」を写真や説明で確認できることです。

反対に、安い見積もりでも、必要な工事が含まれていなければ、あとから不安や追加費用につながることがあります。

分からない点がある場合は、そのまま契約せず、見積もり内容を確認してから進めましょう。

尼崎周辺で家の塗装を検討している方は、まずは今のお住まいの状態を見てもらい、納得できる説明を受けることから始めてみてください。

グローリーでは、住まいに関するお悩みについて、適切かつ親身な提案をさせていただきます。お気軽にお問合せください!

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